【初心者向き】UTAGE vs Lステップ|どっちが自分に向いている?用途別に徹底比較

UTAGEとLステップ…結局どっちを選べばいいの?違いがよくわからない…

多くの事業者から寄せられるこの疑問に、弊社Dコレクトがわかりやすくお答えします。

目次

導入:UTAGEとLステップ、結局どっちがいいの?

SNSや広告から集めた見込み客をLINEで育て、無料講座や個別相談につなげていく──。

こうした“売上までの流れ”を作ろうとすると、候補として挙がるのが UTAGELステップ です。

どちらも「自動化」や「導線構築」という言葉で語られるため同じように見えますが、
実際に比較しようとすると、

  • Lステップは高機能だけれど、他ツールとの組み合わせ前提で複雑になりやすい
  • UTAGEは“全部まとめてできる”と聞くものの、カバー範囲がわかりにくい
  • 結局どちらが自分の事業に合うのか判断しにくい

という状態に陥る方が少なくありません。

その背景には、
UTAGEとLステップがそもそも“用途”も“設計思想”も異なるツールであるという構造があります。

この記事では2つの違いをわかりやすく整理し、
「自分の場合はどちらを選ぶべきか」 を迷わず判断できるよう解説していきます。

UTAGEとLステップの違いを一言でまとめると?

UTAGEとLステップは「自動化」や「導線づくり」といった文脈で語られるため、
一見すると似ているように見えます。

しかし、担っている役割は明確に違います。

最もシンプルにまとめると、
UTAGEは “導線全体を広くカバーする” ツール
Lステップは “LINEという一部分を深く最適化する” ツールです。

この違いは、2つのツールが解決しようとしている課題そのものが異なることに由来します。

UTAGEは、LP作成・ステップ配信・決済・講座提供といった、
“売上につながる流れ全体”をひとつの仕組みとして運用できる基盤ツールです。

一方Lステップは、導線全体ではなく
「LINEでの案内・教育・コミュニケーション」を深く最適化するための特化ツール であり、
配信制御・分岐・セグメントなど“深さ”に強みがあります。

つまり、

  • 導線全体をひとつの流れで作りたいならUTAGE
  • LINEでの育成・案内を徹底的に作り込みたいならLステップ

と、用途によって選ぶべきツールが明確に分かれます。

比較①:できること・機能の範囲(UTAGEはオールインワン)

UTAGEとLステップはいずれも“導線づくり”に関わるツールですが、
カバーしている範囲が大きく異なります。

機能カテゴリ別の比較表

機能カテゴリUTAGE(オールインワン)Lステップ(LINE特化)
LP作成◎標準装備/ノーコード×外部ツール必須
ステップ配信◎LINE・メール両対応◎LINE配信に強い
教育(講座提供)◎会員サイトで提供可能×提供機能なし
決済◎Stripe連携で完結×外部決済が必要
予約管理◎説明会・個別相談を自動管理△外部予約ツールと併用
CRM(顧客管理)◎一元管理△LINE内のみ
セグメント配信○可能◎精度が高い
リッチメニュー△基本機能のみ◎動的切替など高機能
診断フォーム○簡易フォームあり◎高度なフォーム作成可
導線全体構築◎LP → 教育 → 販売 → 講座提供まで一気通貫×外部ツールが必須

UTAGEでできること(導線を“丸ごと1つ”で作れる)

UTAGEは、LP作成、ステップ配信、決済、講座提供、予約、CRMといった
オンラインビジネスに必要な機能をひとつのツールで扱えるのが最大の強みです。

本来であれば複数ツールを連携させて構築する導線が、
UTAGEなら最初から1つの仕組みの中で連動して動くため、
設定漏れやデータの分散が起こりにくく、運用負荷が非常に低くなります。

特にオンライン講座・コーチング・スクール型のビジネスでは、
「UTAGEひとつで必要な業務の8〜9割が完結する」という実務上のメリットが大きく、
少人数運営との相性が抜群です。

一方で、LINE内部で複雑な分岐を作るなどの高度なコミュニケーション設計はLステップに劣ります。
サロンや店舗など「LINEでの接客が売上に直結する業態」では、UTAGEはやや過剰になるケースもあります。

Lステップでできること(“LINE内の教育・接客”が強い)

Lステップは、LINE運用に特化したツールで、
顧客一人ひとりに合わせてメッセージの内容を変えられる分岐配信や、診断フォーム、動的に切り替わるリッチメニューなど、“LINE上での接客”を高度にデザインできる点が最大の特徴です。

この深さは非常に強力で、
来店促進やリピートが売上に直結する美容サロン・整体・飲食など、地域密着型のサービス業とは特に相性が良いツールです。

ただし、LP、決済、講座提供、予約管理などは外部ツールに依存するため、
導線全体を作ろうとすると、どうしても複雑になりやすい点は理解しておく必要があります。

比較②:どんなビジネスに向いているか(圧縮・最適化版)

UTAGEとLステップは、それぞれ得意とする領域がはっきり分かれており、
ビジネスモデルによって相性が大きく変わります。

H3|UTAGEが向いているビジネス(導線全体が売上に直結する業態)

UTAGEが最も威力を発揮するのは、
“商品が売れるまでの流れ全体”を自動化することが利益につながるビジネス です。

■向いている業態

  • オンライン講座・スクール
  • コーチング・カウンセリング
  • 専門家・士業のオンラインサービス
  • 教育系コンテンツ販売(動画・教材など)

■向いている理由
UTAGEが向いている最大の理由は、
LP → ステップ配信 → 決済 → 講座提供という一連の流れを、
ひとつの仕組みの中で完結できる点にあります。
本来であれば外部ツールを複数組み合わせる必要がありますが、
UTAGEなら導線が分散せず、設定漏れや管理の複雑化が起きにくいのが特徴です。

そのため、少人数チームでも運用が安定しやすく、
「仕組みで売れる流れ」=自動販売の仕組みを構築しやすい環境が整います。
特に、1人〜少人数で事業を回す個人・スモールビジネスとは相性が非常に良く、
限られた工数でもしっかり売上の仕組みを作れるのがUTAGEの強みです。

Lステップが向いているビジネス(LINE内の接客が売上に直結)

一方Lステップは、“LINEでの案内・育成・来店促進”が収益の中心になる 業態に強いです。

■向いている業態

  • 美容サロン(ヘア・ネイル・エステ)
  • 整体・治療院・フィットネス
  • 飲食店
  • 来店型販売(不動産・車・家具など)
  • 地域密着型サービス(クリニック・教室・スクールなど)

Lステップが向いている理由は、LINE上での案内・育成・再訪促進を細かくデザインできる点にあります。行動に応じて内容を切り替える分岐配信や、興味を引き出す診断フォーム、回遊を促すリッチメニューなど、LINEという“日常的に開かれるチャネル”で接客体験を最適化できるのが最大の強みです。

こうした細かな接客設計は、来店頻度や予約数が売上に直結する業態と相性が抜群です。
美容サロンや整体、飲食店、地域密着型サービスなどでは、
クーポン配信やセグメント案内によってリピートや再訪を自然に増やせるため、
Lステップの導入効果が非常に出やすくなります。

比較④:料金構造

UTAGE(固定料金・オールインワン)

UTAGEは導線構築に必要な機能がすべて揃った、固定料金制のオールインワン型ツール です。

■ UTAGEの月額料金

プラン月額(税込)特徴
ライト9,700円基本機能+会員サイト1つ
スタンダード21,670円会員サイト無制限・本格運用向け

UTAGEの料金構造はとてもシンプルで、
友だち数や配信数に応じて月額が変動しない固定制になっています。

LP、決済、予約管理、会員サイトといった導線づくりに必要な機能がすべて内包されているため、
外部ツールを追加する必要がほとんどなく、費用が安定しやすい点が特徴です。

その結果、複数のツールを組み合わせて運用するケースに比べて、長期的にはトータルコストを抑えやすいというメリットがあります。

特に継続的に講座販売やオンラインサービスを展開する事業では、UTAGEの“固定料金×オールインワン”という設計が非常に使い勝手の良い選択肢になります。

Lステップ(変動課金・外部ツール併用)

Lステップは、LINE内での案内・育成に特化した変動課金型ツール です。

■ Lステップの月額料金

プラン月額(税込)配信通数
スタート5,000円〜5,000通
スタンダード21,780円〜30,000通
プロ32,780円〜50,000通

■ Lステップに必要な外部ツール

目的月額
LP作成ペライチ / STUDIO0〜2,000円
決済Stripe手数料のみ
予約RESERVAなど0〜5,000円
会員サイトShareWisなど2,000〜10,000円

Lステップは、友だち数や配信数に応じて月額が増えていく変動制の料金体系になっており、
アカウントが伸びるほどコストも上がりやすい仕組みです。
さらに、LP、決済、会員サイトといった導線づくりに必要な機能は外部ツールで補う必要があるため、
ツール数が増えるほど管理が複雑になりやすい点も特徴です。

その結果、導線全体を構築しようとすると、Lステップ単体では完結できず、
トータルの月額が1万〜5万円以上に膨らむケースも少なくありません。

特に長期運用を前提とする場合は、機能追加や友だち数の増加によって予想以上にコストが積み上がることがあるため、費用計画が重要になります。

まとめ:選ぶべきツールは“あなたの導線の作り方”で決まる

UTAGEとLステップは、どちらが優れているかではなく、
「どこでお客様が動くビジネスなのか」 によって選ぶべきツールが変わります。

  • LP → ステップ配信 → 決済 → 講座提供 という “導線全体” が売上に直結するビジネスなら UTAGE
  • LINE内の案内・育成・来店促進 が売上に直結するビジネスなら Lステップ

という構造が明確です。

特にオンライン講座・スクール・コーチングのように「仕組みで売れる導線」を作りたい方にとって、UTAGEはツール選定の迷いを一気に解消してくれる“基盤”になります。

逆に、店舗型ビジネスや地域密着型サービスのように
“接客がそのまま売上につながる業態”では、Lステップが大きな力を発揮します。

重要なのは、
自分のビジネスはどこでお客様が動いて、どこにボトルネックがあるのか?
という視点で判断することです。

UTAGEの導線づくりで迷ったらご相談ください

UTAGEは便利な一方で、最初の設計を間違えると成果が出るまで遠回りになりやすいツールです。

もしあなたが、

  • UTAGEを始めたいけど、どこから手をつけていいかわからない
  • LP・ステップ・決済など設定が多すぎて不安
  • 自分のビジネスがUTAGE向きか判断したい

と感じているなら、導線設計からUTAGEセットアップまで一括でサポートします。

最短ルートで形にしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのビジネスに最適な導線を一緒に作っていきましょう。

この記事を書いた人

Dコレクトは拠点の福岡はもとより、全国各地でTikTok運用代行、Webマーケティング事業を行っています。

・累計1000本以上のショート動画制作実績
・30社以上の運用実績あり
・企業や高校、自治体のアカウントも運用

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